【ご依頼の内容】
「娘さんが帰省した時に車を停めたいけれど、今のままでは道路にはみ出してしまう。」そんなご相談をいただきました。駐車場の前には花壇スペースがあり、その分だけ駐車できる長さが不足している状態でした。ただ、お客様には一つご希望がありました。「手前の塀は壊したくない。」道路から敷地内が丸見えになるのは避けたいとのこと。そこで今回は、塀は残したまま必要な部分だけを拡張する方法をご提案しました。
工事前の状況
花壇スペースがあり、普段は問題ありませんが、2台目を停めようとすると車体の一部が道路へ出てしまいます。娘さんが帰省された時など、年に数回使うための駐車スペースを確保したいというご要望でした。また、前面道路が一方通行のため、車は基本的に頭から入れる形になります。バック駐車であれば多少余裕がありますが、実際の利用状況を考えると、もう少し前へ停められるスペースが必要でした。
工事の流れ
① 土の撤去
まずは花壇部分の土を掘削します。
想像以上に土の量があり、撤去したのはこんな感じです。
② ブロックの解体
駐車スペースを広げるため、既存の境界ブロックを部分的に撤去します。必要な部分だけを壊し、残す部分はそのまま活かします。
③ 切断面の補修
ブロックを撤去した後は、切断面を整えます。
モルタルで仕上げを行い、違和感の少ない状態に整えました。
④ 砕石下地づくり
その後、転圧機でしっかり締め固めます。転圧を行うことで、沈下しにくい安定した下地になります。
⑤ 防草シート施工
通常、砕石仕上げの駐車場では防草シートを敷かないことが多いです。理由は、タイヤが乗ることでシートが破れてしまうためです。
しかし今回は、
✅ 車の頭が来る部分のみ使用
✅ タイヤが直接乗らない想定
という条件だったため、お客様のご希望により防草シートを施工しました。
⑥ 砕石敷き均し
最後に砕石を均して完成です。花壇部分を有効活用しながら、駐車スペースを延長することができました。
完成後
今回の工事では、
✅ 塀はそのまま残す
✅ プライバシーを確保する
✅ 娘さんの車が停められるようにする
というご要望を両立する形となりました。一見すると「塀を撤去した方が簡単では?」と思われるかもしれません。しかし、お住まいの使い方やご家族の考え方はそれぞれ異なります。工事は単に広げることが目的ではなく、「どのように暮らしたいか」に合わせて考えることが大切だと改めて感じた現場でした。
まとめ
🚗 もう少し駐車スペースが欲しい
🚗 庭を一部活用したい
🚗 塀や植栽はなるべく残したい
そんなお悩みも、工事方法によって解決できる場合があります。「うちの場合はどうだろう?」という方は、お気軽にご相談ください。現地を確認しながら、ご希望に合った方法をご提案いたします。
