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外壁塗装の耐用年数は「塗料」よりも「下地処理」で決まる

外壁塗装を検討するとき、多くの方が「どの塗料を選ぶか」で悩まれると思います。
フッ素やシリコンといった塗料の種類によってカタログ上の耐用年数は確かに違います。

 

しかし実際に住まいの塗装がどれだけ長持ちするかは、塗料そのものよりも
“下地処理(したじしょり)”と呼ばれる準備作業の質に左右されるのです。


🔎 下地処理とは?

下地処理とは、塗料を塗る前に外壁の状態を整える作業のことです。
主な工程は次の通りです。

 

  • 高圧洗浄
     外壁にこびりついた汚れやカビ・コケを落とす作業。これが甘いと塗料が密着しません。

  • ひび割れ(クラック)の補修
     モルタル壁やサイディングの割れをそのままにすると、水の侵入で劣化が早まります。

  • サビや古い塗膜の除去(ケレン作業)
     鉄部や金物はサビをしっかり落とす必要があります。規格上は「ケレン1種~4種」と分類されます。

  • シーリングの打ち替え
     外壁のつなぎ目や窓まわりのゴムのような部分。ここを直さず塗装してもすぐに隙間ができてしまいます。

  • 下塗り(プライマー・フィラー)
     外壁と塗料をつなぐ接着剤のような役割。素材に合った下塗り材の選定が必須です。


⏳ 耐用年数の差は歴然

  • 下地処理を丁寧に行った場合
     シリコン塗料でも12~15年ほど本来の性能を発揮

  • 下地処理が不十分な場合
     フッ素塗料を使っても、5~6年で剥がれや浮きが発生

 

つまり「高い塗料=長持ち」ではなく、正しい下地処理があってこそ塗料は寿命を全うできるのです。


🛠️ 業者選びのポイント

外壁塗装を依頼する際は、次のような点を確認してみてください。

  1. 見積書に「下地処理」の工程が明記されているか

  2. ひび割れや目地補修について具体的な説明があるか

  3. 下塗り材の種類や工法を提示してくれるか

  4. 施工後に「工程写真」を残してくれるか

 

塗料の名前ばかり強調して、下地処理について説明がない業者には注意が必要です。


💡 まとめ

外壁塗装の耐用年数は 「どの塗料を使うか」よりも「どんな下地処理をするか」 にかかっています。
見えない部分にどれだけ手間をかけるかが、結果として住まいの寿命を左右するのです。


👉 豊橋市・東三河で外壁塗装を検討されている方は、ぜひ「下地処理まで丁寧に行うかどうか」を基準に業者を選んでみてください。
みのり不動産でも、下地処理に妥協せず、安心して長持ちする工事をご提案しています。

株式会社みのり不動産

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