「家が古くなってきたけど、直して住み続けるか、それとも建て替えるべきか…」
多くの方が一度は迷うテーマです。今回は、リフォームと建て替えを選ぶときの考え方を、耐震基準や豊橋市の住宅状況もふまえて整理してみましょう ✨
🔧リフォームに向いているケース
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家の構造がまだしっかりしている
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水回りや内装など、部分的な不具合が気になる
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工事期間を短く、費用も抑えたい
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思い出の詰まった家を大切にしたい
👉 住みながら工事できる場合も多く、費用は建て替えに比べて小さく済みます。
🏗️建て替えに向いているケース
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築年数が古く、耐震性や断熱性に不安がある
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間取りを大きく変えたい(1階に寝室を作るなど)
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長期的に考えると新築の方が安心
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土地を活かして、資産価値を上げたい
👉 建て替えは費用と工期がかかりますが、「新しい家」で安心して長く暮らせるのが大きなメリットです。
📏 耐震基準から考える選び方
日本の住宅は大地震をきっかけに耐震基準が改正されてきました。
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1981年以前(旧耐震基準)
震度6強に耐える設計が想定されていません。
👉 建て替えを基本におすすめします。 -
1981~2000年(新耐震基準)
強度は上がりましたが、壁の配置や接合部に不安が残るケースも。
👉 耐震診断を受け、必要に応じて補強+リフォームが安心。 -
2000年以降(現行に近い基準)
金物や壁配置まで細かく規定。安心度が高く、
👉 水回りや断熱、間取り変更などのリフォーム中心で十分対応可能。
🏡 豊橋市の住宅事情をふまえると…
実際に豊橋市では、住宅の耐震化がかなり進んでいます。
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住宅全体の耐震化率:91.0%
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木造住宅の耐震化率:86.0%
(2020年度時点・豊橋市住宅マスタープランより)
👉 豊橋市では多くの戸建てがすでに新耐震基準に適合しており、リフォームで快適に住み続けられるケースが大半です。
ただし、旧耐震(1980年以前)の住宅は約18%残っているため、この年代の家は建て替えを基本に検討することが安心につながります。

💡 判断のポイント
1.築年と耐震基準を確認
1981年以前なら建て替えを軸に。1981~2000年は耐震診断を。
2.ライフスタイルの変化
高齢のご夫婦や二世帯同居など、将来の暮らし方をイメージ。
3.費用と工期のバランス
リフォームは数百万円、新築は数千万円。無理のない選択を。
🌱 まとめ
「リフォーム」か「建て替え」かは、
家の築年数・耐震基準・そしてこれからの暮らし方で決まります。
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1981年以前 → 建て替えを基本に検討
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1981~2000年 → 耐震診断+必要なら補強リフォーム
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2000年以降 → 部分リフォームで快適に
みのり不動産では、豊橋で暮らす皆さまに合わせて、最適な選択を一緒に考えるお手伝いをしています。
「うちはリフォームで大丈夫?建て替えの方がいい?」と迷ったら、ぜひお気軽にご相談くださいね 😊